クレジットカードのキャッシング機能〜メリット・デメリットから利用手順まとめ

クレジットカード キャッシング 更新:2018年7月5日 公開:2017年5月22日1,449 view

キャッシング

クレジットカードについてくる「キャッシング機能」について、使ったことがない、なんとなく怖いなど「よくわからない」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。

今回は、意外と知られていないクレジットカードの「キャッシング」について、利用手順や利用できる場所、メリット・デメリットなど基礎知識を解説していきます。キャッシングへの理解を深め、必要な時に上手に活用できるようにしましょう。

クレジットカードの「キャッシング」とは?

キャッシング

クレジットカードのキャッシングとは、簡単に言うとクレジットカード会社からクレジットカードを利用して「現金を借りる」機能のことです。

通常、クレジットカードというと、レストランやショッピングの決済で利用する「ショッピング枠」のイメージが強いと思いますが、キャッシングは手元に現金がない時にも、コンビニATMなどで気軽にお金を借りることができるので、いざという時に役立ちます。

海外旅行先で現地通貨を引き出すことができる「海外キャッシング」を上手に活用して現金を多く持たずに都度借りて利用するという方もいるように、使い方さえ間違えなければとても便利な機能です。

キャッシング枠は「ショッピング枠」の一部

クレジットカードは、ショッピング枠とキャッシング枠が別に設定されていることが多く、「ショッピング枠30万円」、「キャッシング枠10万円」といったように利用限度額が審査やこちらの希望に応じて決定されます。

一見、ショッピング枠とキャッシング枠をフルに使うと合計で「40万円」借りる形になりそうですが、実はキャッシング枠はショッピング枠の一部として扱われることが多く、ショッピング枠を上限ギリギリまで利用していると、キャッシングは利用できなくなります。

具体的な数字を挙げると、ショッピング枠が30万円、キャッシング枠が10万円に対してショッピング枠を「25万円」使っていると、キャッシングはショッピング枠の上限30万円から利用額25万円を引いた「5万円」しか利用できないということです。

このことを知らないと、いざという時にキャッシングを利用できなくなってしまうこともありますので、注意してくださいね。

「カードローン」との違いは?

カードを発行し、そのカードを使ってお金を借りる方法として「カードローン」もありますが、見た目は似ていても内容が異なります。

キャッシングはクレジットカードの利用と同じで、基本的には「一括払い」を前提としたお金を借りる方法で、あくまでもメインは「ショッピング機能」なので、借りられる金額がカードローンよりも少なく、借り入れ専用のカードではありません。

一方、カードローンは「借入専用」のカードを発行し、借りたお金は基本的に「リボ払い」扱いになるほか、クレジットカードのキャッシングと比較して借りられる金額が多く設定されているなど、異なる点がありますので、間違えないようにしましょう。

キャッシングはどこで利用できる?

キャッシングは気軽に現金を借りられる方法ですが、実際に借りるとなるとどこで借りられるのかご存知でしょうか。ここでは、キャッシングを利用する際にどこへ行けばいいのか、どんな利用法があるのかを解説します。

コンビニや銀行の「ATM」での利用が一般的

クレジットカードのキャッシング機能は、その場で現金を引き出したい場合は、コンビニに設置してあるATMや、銀行のATMで利用することができます。コンビニATMは、セブンイレブンやローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップなど大手のコンビニに設置してあるATMであれば基本的に利用可能です。

そのほか、三菱東京UFJ、ゆうちょ銀行などの大手銀行ATMでもキャッシングは可能で、詳しい利用方法は後述しますが、銀行口座からお金を引き出すように、「簡単に」お金が借りられます。

ネットキャッシングという方法も

現金を引き出すのではなく、ネットキャッシングという、自分の指定銀行口座にお金を振り込んでもらう方法もあります。

オリコカード、イオンカード、楽天カード、三菱UFJニコスなどをはじめとする大手のクレジットカード会社であればネットキャッシングに対応していることが多いので、手元に現金が欲しいのではなく、銀行口座に振り込んで欲しいときなどはネットキャッシングが便利です。

初めての方でも安心!キャッシングの利用手順

手順

キャッシングを利用してみたいけど手順がわからない、コンビニや銀行の店員に聞くのも気がひける、という方のために、キャッシングの具体的な利用手順を解説します。

基本的には、次の4つの手順でキャッシングを利用します。

PROCEDURE

4つの手順

  • ATMにカードを挿入、「引き出し」を選択
  • カード暗証番号の入力・返済方法を選択
  • 借り入れ金額を決める
  • ATMまたは引き落としで「返済」

1.ATMにカードを挿入、「引き出し」を選択

まず、銀行ATMやコンビニのATMにキャッシングを利用したいクレジットカードを挿入し、「クレジットカード」、「ご出金」、「その他」、「引き出し」などの項目が表示されます。
その中から、「引き出し」を選択します。

2.カード暗証番号の入力・返済方法を選択

クレジットカードを作る際に設定した4桁の暗証番号を入力し、続けて「一括返済」もしくは「リボ払い返済」を選択します。

返済方法はどちらでも良いですが、基本的には「一括返済」をおすすめします。というのは、一括返済でもキャッシングの場合は手数料がかかってきますが、リボ払いは分割になる分トータルで支払う手数料が増えてしまうからです。

また、リボ払いは毎月定額を返済するシステムになっているので、キャッシングの額が増えても支払いが一定、つまり見かけ上は増えないので、あまり「借金をしている」という意識を持たずにお金を借りてしまうこともあります。

借りた金額にもよりますが、リボ払いで手数料を支払い続けるのはもったいない、かつ借りすぎてしまう可能性があるので、可能な場合は「一括払い」にするといいでしょう。

3.借り入れ金額を決める

ATMの操作としては、最後に「借入金額」を決定します。
銀行から自分の預金を引き出すのとは異なり、お金を「借りる」ことになりますので、必要以上に借りないように気をつけて金額を設定しましょう。

借入金額を決めたら、あとは案内に従えば現金がATMから出てきますので、これでお金を借りる操作は完了です。

4.ATMまたは引き落としで「返済」

最後に、お金を借りたら「返済」が待っています。
キャッシングの利用は、お金を借りることだけではなく、返すところまでが一連の流れとして意識しましょう。

お金を返済するときは、次の2つの方法があります。

  1. ショッピング利用と同様に決められた引き落とし日に返済
  2. ATMを使って早期返済

1.ショッピング利用と同様に決められた引き落とし日に返済

ショッピング利用と同様に、決められた日引き落とし日に返済する場合は、特に必要な操作はありません。

キャッシングを利用した後、一括払い、もしくはリボ払いとして指定した金額に利息を上乗せした額が引き落とされます。

2.ATMを使って早期返済

キャッシングでリボ払いを選択した場合などでも、お金に余裕があるときに先取り返済(早期返済)することで利息の支払額を抑えることができます。

早期返済したい場合は、コンビニ、もしくは銀行のATMを利用します。返済する際は、早期返済するクレジットカードをATMに挿入し、「預け入れ」を選択します。

あとは、借入手順と同じように案内に従って操作し、最後に現金をATMに入れて返済します。

ダラダラとお金を返済しているよりも、利息が抑えられてすっきりしますので、キャッシングは早期返済を活用するのがおすすめです。

キャッシングのメリット・デメリット

キャッシング

クレジットカードのキャッシングはとても便利な機能ですが、メリットだけではなく、デメリットもあります。ここでは、キャッシングのメリット・デメリットをそれぞれ解説します。

  1. キャッシングのメリット
  2. キャッシングのデメリット

キャッシングのメリット

キャッシングの一番のメリットは、現金が足りない時にいつでも、コンビニATMなどで24時間365日利用することができることです。

通常お金を借りる、ローンを組むといった際は事前に「審査」が必要になりますが、クレジットカードの審査を事前に受けて発行されているカードですので、審査不要ですぐに利用できるのも魅力的ですね。

また、海外旅行などによく行く方は、現地通貨を持ち歩かなくても現地のATMから「現地の両替所」よりも手数料を少なく引き出せるので、日本から大金を持って行く必要がなく安全・便利です。

海外旅行によく行く方は、海外旅行のためだけにキャッシング枠を設けているという方もいるほど便利ですので、キャッシングを利用する際の上手な活用術の一つと言えます。

キャッシングのデメリット

キャッシングのデメリットは、次のポイントが挙げられます。

DEMERIT

キャッシングのデメリット

  • ショッピング利用よりも金利(利息)が高め
  • 不正利用されたときの保障がされないケースもある
  • 利用してもポイント付与の対象にならない

特に、不正利用された時にはショッピング枠ほどの手厚い保障が受けられないケースも多いので、不正利用を防ぐためにキャッシング枠を作らない方もいます。

また、キャッシングは気軽にお金を借りられる分「借金をしている」という意識が薄れてしまいがちです。
利用履歴もしっかりクレヒスに残るので、使い方によっては「お金に困っている」とみられてしまうことも考えられますから、利用金額・頻度は十分注意しましょう。

知っておくと便利!キャッシングの知識

計算方法

ここまでで、キャッシングについての基本的な情報をお伝えできたと思います。
キャッシングについてより理解を深められるよう、意外に知らない知識や「知っていると便利・使える」という豆知識を解説していきますね。

POINT

キャッシングの豆知識

  • キャッシング機能不要なら「0円」に設定しよう
  • 利息の計算方法とは?
  • クレジットカード現金化とは異なるので注意

1.キャッシング機能不要なら「0円」に設定しよう

クレジットカードをよく利用する方でも、キャッシング機能は一度も使ったことがない、これからも使わないという方も多いと思います。クレジットカードのキャッシング機能が不要な場合は、機能を外しておく、利用可能額を「0円」に設定しておくと安心です。

先述のとおり、キャッシングは不正利用された際にもカード会社から保障が受けられない場合がありますので、防犯の意味でもキャッシング枠を「0円」にすることは大きなメリットがあります。

また、利用中のクレジットカードには関係がありませんが、新たなクレジットカードの申し込み時にキャッシング枠を「0円」で申し込むと、キャッシングを全く利用しないという条件での審査になるため、審査に有利になります。

新しくクレジットカードを作る時に覚えておくといいですね。

2.利息の計算方法とは?

クレジットカードのキャッシングを利用した時、「年利何%」と表記をみても、借りていた期間に対してどの程度の利息がかかるのか分かりづらいですよね。

利息を計算したいときは、年利を「日割り」で計算すると分かりやすくなります。

具体的な計算方法としては、以下の通りです。

CHECK

利息=借りた金額(元金)×年利(金利)÷365日/年×借りた日数(返すまでの日数)

この計算方法で、「10万円」を「年利18%」で「35日」借りた場合の利息を計算すると、次のようになります。

CHECK

10万円×18%/年(0.18/年)÷365日/年×35日=1,726円(利息)

年利で表記されていると実際にかかる金額が分かりづらいと感じてしまうかもしれませんが、日数に換算して計算すれば簡単に利息を割り出すことができます。

自分がお金を借りたとき、どの程度の利息がかかっているか気になった際に計算してみてくださいね。

3.クレジットカード現金化とは異なるので注意

クレジットカードでお金を借りるというと、「クレジットカードの現金化」を思い浮かべてしまうかもしれませんが、キャッシングとクレジットカードの現金化は全く異なるものです。

キャッシングはクレジットカード会社から直接お金を借りる行為ですが、いわゆる「クレジットカードの現金化」と呼ばれる行為は、クレジットカードの「ショッピング枠」を使い、クレジットカード現金化業者から二束三文の商品を購入し、すぐに同じ業者に(見かけ上は)売り払うことで、売却分の現金を得るという方法です。

一括払いを選択したとしても、購入額と売却額の差額分は「損」をしてしまうので、実質的に高い利息を払ってお金を借りているのと変わりません。

キャッシングは合法的に現金を手にできる方法ですが、「クレジットカード現金化」にあたる行為はクレジットカード会社の規約違反になるため、絶対にやらないようにしましょう。

キャッシングが使いやすいおすすめクレジットカード3選

クレジットカードにもたくさんの種類があり、キャッシングが利用しやすいカード、利用しにくいカードも存在します。
ここでは、おすすめの「キャッシングに向いている」クレジットカードを3枚ご紹介します。
クレジットカードのキャッシングに興味がある方は、参考にしてくださいね。

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナル

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 0.5%〜 発行日数 最短即日発行 

セゾンカードインターナショナル、通称セゾンカードは、年会費無料で株式会社クレディセゾンから発行されているクレジットカードです。

ショッピング利用はもちろん、キャッシングにも力をいれているクレジットカードで、コンビニや銀行のATMはもちろん、CREDIT SAISON ATMという専用ATMが西友やパルコなどの全国の店舗に設置してあるので、近くのコンビニにATMがない、といった場合も利用しやすくなっています。

インターネットから申し込む「オンラインキャッシング」にも1,000円単位で対応しており、平日は14:30までの手続きであれば指定口座へ「即時」振込が可能です。

また、海外では現地通貨でキャッシングができる「海外キャッシング機能」ももちろんついているので、海外旅行時の強い味方になります。
返済は一括、もしくはリボ払いから選べるので、状況に応じて上手に使い分るといいですね。

イオンカード

イオンカード(WAON一体型)

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 0.5%〜2.0% 発行日数 約2週間

イオンカードはイオングループから発行されている年会費無料のクレジットカードです。

イオンユーザーに嬉しいサービスが豊富で、ショッピング枠ならイオン利用でポイントが貯まりやすいのも特徴です。

入会限定キャンペーン

Web限定 イオンカード 新規ご入会&ご利用キャンペーン 条件クリアで、最大8,000円相当分のときめきポイントプレゼント!

キャッシング機能も充実しており、「イオン銀行」と提携しているのでイオン銀行ATM利用なら「ATM利用手数料」が無料になります。
また、一般的なクレジットカードのキャッシング枠は数十万円が上限というものも多いですが、イオンカードのキャッシングサービスは、もちろんカード作成時の審査次第ですが、最高「300万円」まで無担保で借入れすることができます。

イオンカードは、ネットや電話からの依頼で最短即時振込に対応しているほか、返済方式も「一括払い」、「リボ払い」から選ぶこともできるので、現金で大きな買い物をすぐにしたいときなどにも役立つカードです。

エポスカード

エポスカード

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 0.5〜5.0% 発行日数 最短即日発行

エポスカードは、百貨店「丸井グループ」のグループ会社である株式会社エポスカードから発行されている「年会費無料」のクレジットカードです。

入会限定キャンペーン

カード新規ご入会&ご利用で最大
Net限定!エポスカードの新規ご入会・ご登録・ご利用で
2,000円分のエポスポイントをプレゼント!

ポイントサービスや優待なども魅力のエポスカードですが、キャッシング機能も「初めての方でも安心」の仕様になっています。

初めてキャッシングサービスを利用する方が不安になるのが「利息」だと思いますが、エポスカードははじめて利用する方なら最大で30日間、金利が「0円」で利用することができます。

クレジットカードのキャッシング機能は、提携している特定のATMでなら手数料無料になるところもありますが、エポスカードはコンビニや銀行のATMなど、いつでも・どこでもATM手数料が無料(※国内に限る)です。

気軽にキャッシングを利用してみたい、手数料をできるだけ払いたくないという方におすすめの1枚です。

まとめ|キャッシングは海外旅行でも活用できる!上手に付き合って賢く買い物しよう

クレジットカードのキャッシング機能は、その便利さや活用方法、利用方法をよく知らないからという理由で敬遠する方もいますが、上手に使えば簡単に・一時的にお金が借りられるとても便利なサービスです。

今回ご紹介した活用方法として、具体例に「海外利用」でのキャッシングを挙げましたが、現地通貨で引き出せるキャッシングサービスは、現地の両替所よりも安く現金を引き出せることもあり、使い方次第ではかなり「お得」にもなります。

今までイメージが湧かずあまりキャッシングを利用してこなかった方も、メリット・デメリットをしっかり理解した上で、ぜひ上手に活用してくださいね。

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