自転車保険は不要?クレジットカードの個人賠償責任保険

クレジットカードの保険 更新:2018年3月12日 公開:2018年3月12日1,443 view

自転車保険

自分や子供が自転車に乗るときには、万が一の事故に備えて「自転車保険」へ加入する方が多いと思いますが、実はクレジットカードに付帯できる保険で代用できることもあることはご存知でしょうか。
今回は、自転車保険の代用になるクレジットカード保険「個人賠償責任保険」についてご紹介します。メリットや注意点などしっかりと知って、よりお得に保険加入できるようにしましょう。

自転車を乗る方に必須の「自転車保険」は加入しておくと安心

子供が自転車事故を起こしてしまい、相手に対する損害賠償金額が大変なことになった、ロードバイクで楽しんでいたらうっかり事故に繋がってしまった、など「自転車」に乗っている際の事故は、家族や自分が自転車に乗る機会がある以上は他人事ではありません。

自転車は「車両」ですから、基本的に歩行者と人身事故を起こした際は自転車に乗っている側の過失が大きくなり、事故の内容によっては数千万円以上の賠償責任が生じる場合もあります。
そういった「事故」に備えるために入っておきたい「自転車保険」は、保険会社の商品に加入すると、基本的には家族全員が補償対象になりますが、年間4,000円〜6,000円程度の保険料が必要です。

条例によっては自転車保険が義務付けられているところも

例えば大阪府などは、「大阪府自転車条例」で自転車保険に加入することが義務付けられています。条例で義務付けられているということは、つまりそれだけ加入することが重要だということです。

そうなると、年間数千円以上の保険料を毎年払い続ける必要があるので、少し負担に感じる方もいると思いますが、導入でお話ししたように「自転車保険」の保険単品商品を契約するよりも、お持ちのクレジットカードに付帯できる「カード保険」の方が安く済むことも多いので、少しでも保険料を安くお得にしたい方はカード付帯保険を「追加」することがおすすめです。

自転車保険はカード保険の「個人賠償責任保険」に加入すればOK

自転車保険に加入しようとしたとき、もし少しでも保険料を安くしたいと考えているのであれば、クレジットカードに付帯できる「個人賠償責任保険」がおすすめです。
カード保険の個人賠償責任保険なら、なんと保険会社の提供する自転車保険の半額以下で契約できるものが多く、安いと月々150円程度ものまであります。

個人賠償責任保険は自転車保険とは違うのでは?と思った方もいると思いますが、実は自転車保険は分かりやすく「自転車」と名称に入れていますが、中身を見てみると「個人賠償責任保険」+「入院・通院保険」のセットになっていることが多くあります。
そのため、医療保険にすでに加入している方なら「個人賠償責任保険」に加入するだけで大丈夫です。

もっと言うのであれば、高額療養費制度を利用すれば、自分自身の医療費が高額になったとしても月々およそ10万円程度しか支払わなくても済むため、それを加味すれば医療保険はいらない! という方までいると思います。

事故を起こしたとき、最も負担が大きくなりやすく、かつ大切なのは相手に対する賠償金がきちんと支払えるか? になりますので、自転車保険ではなく、個人賠償責任保険で十分ということになります。

クレジットカードの個人賠償責任保険のメリット

違いを教える女性クレジットカードの個人賠償責任に加入するメリットは、次の通りです。

POINT

  • 保険会社の独立した商品より割安
  • 「自転車保険」に加入しなくても良くなる
  • カード会社のWEB会員ページから簡単に加入できて便利!

1.保険会社の独立した商品より割安

クレジットカードに付帯できる個人責任賠償保険は、一般的に保険会社の自転車保険に加入するよりも割安です。
例えば、保険会社の自転車保険に相当する保険は、次のような料金設定になっています。

 

商品名 損害賠償補償額 示談交渉 年額保険料
三井住友海上
ネットde保険@さいくる Cコース
3億円 3,990円
チューリッヒ
スーパー傷害保険Lite基本プラン
5,000万円 5,650円
東京海上日動
eサイクル保険Bプラン
1億円 3,650円

 

これをみると、保険会社の保険料は4,000円〜6,000円程度のものが多い印象ですね。

一方、クレジットカードの付帯保険としてつけられる個人賠償責任保険は次のようになっています。

 

商品名 損害賠償補償額 示談交渉 年額保険料

JCBカード
JCBトッピング保険 日常生活賠償プラン
1億円 1,800円/年
(月払い150円/月)
三井住友VISAカード
ポケット保険 自由設計コース
1億円 3,000円/年
(月払い250円/月)
NICOS
ハンディー保険 日常生活賠償プラン
1億円 1,800円/年
(月払い150円/月)

 

保険会社の自動車保険プランと比較すると、JCBカード付帯のトッピング保険などは半額以下に抑えられており、非常に魅力的な保険料設定になっています。

保険会社の自転車保険プランは「入院補償」などが付帯するので、そのあたりが保険料の大きな違いに繋がっていると考えられますが、先の章で解説したように今回は「賠償」に重きを置いて考えると、カード保険の個人賠償責任(日常賠償責任)保険でも十分ですね。

カード保険には、もちろんカードを持っていなければ加入はできませんが、年会費が無料、もしくは1,000円程度のカードでも加入権のあるタイプは多くあります。自分が加入したい保険に対応したカードを持っていなければ、トータルで負担金額を考えた上で保険のために新たに加入しても損はありません。

2.「自転車保険」に加入しなくても良くなる

いわゆる自転車保険は、医療保険の内容がプラスされている分、賠償責任保険と比較すると高くなっていますが、カード保険で賠償責任保険に加入しておけば自転車保険に加入する必要は無くなります。

自転車保険に加入するよりも安い金額で、家族全員に対して有効な「賠償責任保険」に加入できるのは大きなメリットです。

ちなみに、どうしても自転車保険に加入したい方は、カード保険の自転車プランでも「JCBトッピング保険」のように月「280円〜」といった安いプランもあるので、年間6,000円もする保険会社の単体自転車保険を検討するなら、同じ条件のカード保険もチェックした方がいいでしょう。

カード会社のWEB会員ページから簡単に加入できて便利!

保険会社の自転車保険に加入しようと思うと、代理店の方に頼むか、郵送か、WEBから申し込むか、といった方法がありますが、いずれも新たに登録や申し込みが必要で、少し面倒です。

クレジットカードの付帯保険なら、多くはクレジットカード会社の会員WEBページ(料金明細などを確認できるWEBサイト)から保険の申し込みが可能で、適用も翌日からなど早いためとても便利です。

また、月払いのシステムを採用しているタイプの保険が多いため、解約もしやすくまさに「気軽」に使える保険と言えるでしょう。

クレジットカードの個人賠償責任保険を利用する注意点

クレジットカードの個人賠償責任保険はメリットが多くおすすめとお話ししましたが、実際に利用するときにはどんなところに注意するべきか確認して見ましょう。

POINT

法人カードにもあるデメリット

  • 自分の損害の補償はどうなっているか?
  • 示談交渉に対応しているか
  • 補償金額は十分か

1.自分の損害の補償はどうなっているか?

高額療養費制度を活用すれば月々の医療費自己負担額は10万円程度で済ませられるとはいえ、やはり備えておきたいと考える方もいると思います。
そういった方は、クレジットカードの賠償責任保険に加入する前に現在加入している医療保険や生命保険などがどういった契約内容になっているかを確認しておきましょう。

もし医療保険(怪我や病気の際に補償が受けられる保険)に未加入で、かつ加入しておきたい方は自転車保険(賠償保険+医療保険のセットが多い)の方を今一度検討してみてもいいですね。

2.示談交渉に対応しているか

示談交渉は、賠償責任が発生した時に必ずといっていいほど発生しますが、素人ではもし相手から急に「5,000万円賠償しろ!」と言われても、その賠償金額が適正なのか、もし適正でないのならどう対応したらよいかが分かりませんよね。

保険会社の商品の良いところは、この「示談交渉」を代行してくれることです。
中には示談交渉対応しないというタイプの保険もありますが、基本的にはカード保険でも、保険会社直売の保険でも「示談交渉」がセットになっているタイプの保険は多いため、念のため契約前に示談交渉への対応の可否をチェックしておくと良いでしょう。

3.補償金額は十分か

賠償責任保険の賠償補償金額は、ここでご紹介したのは5,000万円以上のものばかりですが、状況によっては1億円に近い賠償金額になってしまうことも考えられます。
例えば、働き盛りの、家庭を持った男性を自転車ではねてしまったとすると、そのくらいの賠償金額になることは十分にありますので、補償金額はそこまで考えた上で決定するといいでしょう。

補償金額は、3,000万円程度からありますので、希望の補償内容と保険料をすり合わせ、ベストな選択をしてくださいね。

まとめ|クレジットカード保険は上手に使えば自転車保険いらず

自転車に乗る方なら必須とも言える自転車保険には、医療保険の内容を盛り込んでいるものも多く、保険会社の商品を単品契約すると年間5,000円前後の負担額になるなどそれほど安くはありません。

クレジットカード会社が提供する付帯保険で「個人賠償責任保険(日常賠償責任保険)」に加入すれば、「賠償」に特化した補償内容にはなりますが、保険料はぐっと安くなり、さらに申し込みも簡単です。

できるだけ気軽に、安く自転車保険に加入したい方は、ぜひクレジットカードの個人賠償責任保険も視野に入れて検討してみてくださいね。

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