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クレジットカード手数料の仕組み~手数料がかかるケース、かからないケース

更新:2021年8月26日

クレジットカード手数料

クレジットカードを利用した際に、返済時に「手数料」を支払った経験のある方は少なくないと思います。この手数料ですが、条件によってクレジットカード利用者側の支払い義務の有無が変わってくるのはご存知でしょうか。

今回は、意外と知らないクレジットカードの「手数料」について、解説いたします。

クレジットカードの手数料とは?

カード払い

クレジットカードの手数料には、「お店側」が負担する手数料と、「クレジットカード利用者」、つまり消費者側が利用する手数料の2種類があります。

お店側は基本的に、クレジットカードの利用が発生したときには加盟店料として数%の手数料をクレジットカード会社に支払っていますが、消費者は利用方法や店舗によって手数料が「なし」の場合や、発生する場合があります。

それでは、どんなケースで利用者側にクレジットカードの手数料がかかってしまうのか、お店側が支払う手数料はなんなのかをじっくりみていきましょう。

クレジットカード利用者に手数料がかかるケース

さて、一般的にクレジットカード利用者に手数料がかかるケースとは、「リボ払い」や分割払い」を選択したケースです。

手数料はクレジットカード会社により異なるので一概に「手数料はいくら」とは言えませんが、一般的には分割回数が多くなるほど利率が高くなり、リボ払いは分割払いよりも「一定額ずつ払えば良い」というメリットがある分金利は高く設定されています。

「繰り上げ返済」をすれば手数料は最低限!

分割・リボ払いを選択しても手数料をできるだけ払いたくない、というのであれば、分割払いやリボ払い利用分を返済できるお金が用意できたときに、「繰り上げ返済」を利用するのもおすすめです。

リボ払いは基本的に繰り上げ返済を受け付けていますが、分割払いは繰り上げ返済の手続きに手間や手数料がかかる場合があるので、クレジットカード会社に確認してみましょう。

クレジットカードでも「一括払い」なら手数料いらず!

0円

クレジットカードを利用するなら手数料は必ず発生するのかというと、そうではありません。

基本的に、一括払いでは手数料は発生せず、また、意外と知っている方が少ないのですが、「2回払い」でも手数料はかかりません。ただし、インターネットでの商品購入など「2回払い」が選択できないケースもありますのでご注意ください。

翌月の資金計画として返済が難しいという場合を除き、基本的に「一括払い」を選択して利用していればクレジットカード利用者側は手数料を1円も支払わなくて済みますので、ポイントが貯まるクレジットカードなどは純粋に「お得な」買い物ができますね。

実はお店側もクレジットカードの「手数料」を負担している

ここまで、クレジットカード利用者側から見た「手数料」のお話をしてきましたが、実はお店側も「手数料」は負担しています。

クレジットカードが利用できる加盟店は、お客さんがクレジットカード決済を行った際、利用額の数%をクレジットカード会社に支払っており、クレジットカード会社が利益を得られるのはこの「加盟店からの収入」が大きく関わっています。

加盟店にとってもメリットの大きいクレジットカード

手数料がかかるのならお店側はクレジットカードを導入するメリットが少ないのでは、と捉えてしまうかもしれませんが、例えば高額の商品を購入する際に現金をたくさん持ち歩く人は少ないですし、持ち合わせた現金が少なくても気軽にお買い物をできる、つまりお店側からすると「現金を持っていない」お客さんにも販売できるのが大きなメリットです。

そのほかにも、釣り銭不要であったり、偽札被害にあうリスクがなくなったり、高額商品はカード払いが基本なので「強盗被害」を最小限に抑えやすいというメリットもありますね。こうしたメリットがあるため、お店側は多少手数料が負担になっても、クレジットカードを導入しているお店が多いのです。

お店の種類によって支払う「手数料」が異なる

クレジットカードのお店側の手数料が、どのお店でも一律になっているとどうしても薄利多売のお店と、そうでないお店で負担のかかり方が違ってきてしまいます。

そのため、クレジットカード会社に支払う手数料は、お店の種類(業態)によって大きく異なります。

例えば、飲食店では5%程度などやや高めで、コンビニなど利益が少ない業態では1%などかなり低めです。

そのほか、回収できるリスクの低い「水商売」などが相手だとさらに手数料が高くなっているケースもあります。そのため、業態が異なっていてもクレジットカードを導入しやすくなっているという背景があります。

お店からクレジットカード利用者に手数料請求は「規約違反」!

禁止

お店でお金を支払うとき、クレジットカードを出したら「手数料が別途かかります」と言われた経験、もしくは支払ってしまった経験はないでしょうか。こうしたお店はチェーン店や大型店ではあまり見られませんが、クレジットカード会社とお店との「規約」に反しています。

端的にいうと、お客さんから加盟店側の手数料をとるのは「やってはいけない」決まりになっているということです。

万が一、お店から別途手数料を求められたら、規約違反ということを伝えて支払いを拒否するか、断りきれずに支払ってしまった場合はクレジットカード会社に報告しましょう。最近ではクレジットカード会社から直接返金されることは少ないですが、今後のお店の改善につながるか、お店から返金を受けられるかもしれません。

まとめ

クレジットカード手数料の仕組みを知って賢く利用しよう

クレジットカードには、利用者側が分割やリボ払いを利用した際の「手数料」の支払い以外に、加盟店、つまりお店側がクレジットカード会社に支払う手数料も存在します。

クレジットカードの手数料の仕組みについて知らなければ、意味もなく分割払いを選択して手数料を多く支払うことになってしまったり、お店から手数料を請求されて素直に支払ったりしてしまうことも考えられます。

クレジットカードを利用する際は、「手数料」について理解をして、上手に活用するようにしていきましょうね。

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