クレヒスとは?クレジットヒストリーを磨いて審査を有利にしよう!

クレジットカードの基本 更新:2018年10月4日 公開:2017年5月8日4,893 view

クレジットヒストリー

クレジットカードの審査について調べたことがある方なら、一度は「クレヒス(クレジットヒストリー)」という言葉を聞いたことがあると思います。

今回は、名前は聞いたことがあってもあまりなじみのない「クレヒス」について、審査との関わりや審査を有利にするための方法、ちょっと注意したいことなどをしっかり解説していきます。クレジットヒストリーについてしっかり理解し、審査に通れるクレヒス磨きに役立ててください。

クレヒス(クレジットヒストリー)とは?

信用情報

クレヒス(クレジットヒストリー)とは、正式には「信用情報」と呼ばれ、クレジットカードやローンのなど、信用に基づいて行われる「信用取引」に関する履歴(ヒストリー)のことです。

クレヒスには信用取引に関わる全ての情報が残りますが、一例を挙げると「携帯電話端末の割賦購入」、「クレジットカードの利用」、「クレジットカードの返済」や、「クレジットカードの申し込み」、「マイカーローンの申し込み」、「マイカーローンの返済」など、お金を借りること、返すことに関わる履歴が記録されています。

クレヒスは、日本に3つある「個人信用情報機関」と呼ばれる機関に保存されています。
個人信用情報機関は、「信用情報機関」と呼ばれる方が一般的で、以下の機関が信用情報機関にあたります。

信用情報機関
CIC (株)シー・アイ・シー(CIC)
JICC (株)日本信用情報機構(JICC)
JBA 全国銀行個人信用情報センター

ちなみに、18歳未満は信用取引ができないため、信用情報は18歳以上から登録が始まります。もちろん、信用取引を一切行なっていなければ履歴も残りません。

信用情報機関のクレヒスは共有されている!

信用情報機関のうち、CIC、JICCはともにクレジットカード会社、信販会社、リース会社などが主に加盟しており、CICとJICCはともに「貸金業法」でクレジットカードの「キャッシング利用」に関する記録を保存する信用情報機関として国から指定を受けています。

また、CICは「割賦販売法」でも、クレジットカードの「ショッピング利用」に関する記録の指定信用情報機関になっているので、クレジットカードや割賦購入などの記録は全て「CIC」、「JICC」に登録されます

JBAは主に「銀行」関連の信用取引に関わる情報が登録されますが、CIC、JICC、JBAは「CRIN(クリン)」という情報ネットワークで情報を共有しているので、いずれの情報機関に登録されている情報も「共有」されていると認識してくださいね。

クレヒスが審査に大きく影響するのはなぜ?

クレジットカード審査

信用取引に関わる履歴が「クレヒス」として信用情報機関に登録されるのは分かりましたが、それがなぜ「審査」に関わってくるか疑問に思った方も多いと思います。

実は、クレヒス(クレジットヒストリー)はクレジットカードの審査の際に、審査対象となっている方の「信用力」を調べるために利用されます。

過去のクレジットカードやローンの利用履歴、返済履歴などが全て参照できるので、審査する上で「この人はきちんとお金を返すか」を判断するのにはうってつけですから、クレヒスの内容次第で審査に大きな影響を与えます。

クレヒスが良いと審査に有利、悪いと不利になる

当然ですが、クレヒスが「良い」と判断されると審査では有利になり、あとは収入面などに問題がなければ通りやすくなります。逆に、クレヒスが「悪い」と判断されると、内容によってはそのまま審査に落とされてしまうこともあり、クレヒスによって審査が大きく左右されると言えます。

良いクレヒス、悪いクレヒスの具体的な内容については、次の章で解説します。

良いクレヒス、悪いクレヒスについて徹底解説!

この章では、「良いクレヒス」と「悪いクレヒス」の具体例をご紹介します。

CHECK

  • 良い(審査に有利な)クレヒス
  • 悪い(審査に不利な)クレヒス

良い(審査に有利な)クレヒス

審査に有利な良いクレヒスとは、簡単にいうと「延滞」や「債務整理」などの金融事故、支払いの遅延などが一切無く、定期的にしっかりクレジット利用をして、返済まで行なっているクレヒスです。

たとえ遅延などがなくても数年に1回のクレジットカード利用しかないなどは「良い」クレヒスとは言えず、「普通」と言えます。

最も良いのは、毎月コツコツ金額に関係なく継続してクレジットカードを利用して、返済し続けているようなクレヒスで、こうしたクレヒスを保有して審査を受ければ、「安定して利益が見込める」顧客だとみなされ、審査で有利になります。

悪い(審査に不利な)クレヒス

良いクレヒスの逆で、悪いクレヒスとは2種類あります。

1つ目は「金融事故」の情報がクレヒス上に残っていること、2つ目は「クレヒスが全くない」状態です。

1.金融事故が載っていると即審査落ちの対象に!

金融事故とは、延滞や債務整理など「きちんと借金の支払いができなかった」という履歴のことです。この履歴があるということは、過去に借りたお金を返していないという証明にもなり、信用力はゼロと判断されて審査に落とされてしまいます。

クレジットカード会社としては、できるだけリスクは避けたいので、貸し倒れを防ぐためにもこうした「金融事故」に関する記録は厳しくチェックしています。

2.意外な落とし穴!クレヒスがないのも注意!

クレヒスが全くない状態は、今まで記録の保存期間中に信用取引を全くしてこなかった人か、もしくは過去に金融事故を起こし、その履歴が消えた人のどちらかです。

クレジットカードに関する支払いで金融事故を起こした際は、5年間その履歴が残り、その間は信用がないため、基本的に新たに信用取引を行うことはできません。20代などまだ若い世代ならクレジットカードを利用したことがないということも考えられますが、30代にもなると「過去の事故情報」を疑われてしまい、審査に不利になってしまいます。

クレジットカード会社によっては、クレヒスがないことが大きなマイナスとなって審査落ちすることもあります。

審査に影響?クレヒスに残るNG行動2つ

クレジットカード

クレジットカードをしっかり使っていればクレヒスに問題はない、と考えがちですが、実はクレジットの利用履歴そのものに大きな問題がなくても、「審査」に影響してしまう行動パターンが2つあります。

PATTERN

審査に影響を与える2つのNGパターンとは

  • 短期間に多重申し込みの履歴がある
  • すでにクレジットカードをたくさん所持している

1.短期間に多重申し込みの履歴がある

クレヒスに残る履歴の一つとして、「クレジットカードの申し込み履歴」があります。

1年に2枚程度など、必要に応じて申し込みをしているようなクレヒスは大丈夫ですが、短期間(1〜2か月など)に3枚以上のクレジットカードに申し込みをしているようなケースは「多重申し込み」として審査が厳しくなります。

というのは、多重申し込みする方の心理として、「お金に困っている」か「アフィリエイト収入目的」などクレジットカード会社にとってはメリットにならないことが考えられるからです。

多重申し込みされたクレジットカードを審査に通してしまうと、最悪の場合使うだけ使って返済しない、もしくは全くカードを使わない(アフィリエイト収入が目的のため)ということも考えられるため、リスクを回避するために審査に落としてしまうパターンが少なくありません。

多重申し込みで審査を不利にしないためにも、必要なカードは1枚ずつ確実に申し込んで手に入れるように心がけましょう。

申し込み履歴が残るのは、通常6か月ですので、追加でカードを申し込みたい際は半年後を目安にしてみるといいですね。

2.すでにクレジットカードをたくさん所持している

すでにクレジットカードを複数枚所持している場合、申し込みを受けてもクレジットカード会社が「使ってもらえないのではないか」と警戒して審査を厳しくする場合があります。

それ以外に、クレジットカードの審査では必ず「与信枠」を決めますが、すでに所持しているクレジットカードの利用限度額が与信枠を圧迫してしまい、カード発行が難しくなることもあります。というのは、与信枠とは「この人に信用してどの金額までお金を貸せるか」という枠のことであり、与信枠は他社クレジットカードの利用限度額も加味して決められます。

例えば、ある方の与信枠を「300万円」としたとき、すでに持っているクレジットカードの利用限度額の合計が298万円だったと仮定すると、与信枠の残りは「2万円」だけになってしまいます。

利用限度額が2万円というカードは基本的に発行されませんので、この場合は審査に落としてしまうことになりますね。

このように、使っていないクレジットカードを複数持っていると、本命カードを申し込みたい時の妨げになることもありますので、いらない、使っていないカードはきちんと解約してから希望カードへ申し込みましょう。

良いクレヒスを育てる方法は?

電気代

今までのクレヒスに自信がないという方は、本命カードを作る前に「良いクレヒス」を作っておくと安心です。良いクレヒスを作るには、最も簡単なのが「クレジットカードを毎月コツコツ使い、延滞をしないこと」です。

この方法は時間がかかってしまいますが、最も確実にクレヒス磨きができて審査にも自信がつきます。意識してクレジットカードを使うのが面倒という場合は、携帯電話の料金や公共料金などの「固定費」をクレジットカード払いに設定しておけば、毎月自動でクレヒスを作ることができます。

そもそもクレジットカードを持っていない方は、まずは比較的審査がやさしく作りやすいクレジットカードを選んで申し込んでみましょう。

クレヒス磨きにおすすめのクレジットカード3選

クレヒスに自信がない方は、審査を有利にするために、まずクレヒスを磨くことが大切です。

ここでは、クレヒス磨きにおすすめのクレジットカードを3枚ご紹介します。

1.アコムACマスターカード

アコムACマスターカード

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 - 発行日数 最短即日発行

アコムACマスターカードは、年会費無料で最短「即日発行」という審査のスピーディさが人気のクレジットカードです。

アコムACマスターカードは、消費者金融系のクレジットカードですので、一般的なクレジットカード会社の審査とは異なっており、どちらかというと「消費者金融」でお金を借りる際の審査と似ていると言われています。

そのため、審査もスピードが速く、過去のことよりも「現在の状況」をしっかりチェックして発行されるので、過去に金融事故を起こし、クレヒスが真っ白状態の方でも「安定した収入」が確保されていれば審査に通ることもあります。

学生や専業主婦などの「本人に安定収入がない」方は、申し込みの対象外ですのでご注意ください。

審査に通りやすいという意味で、クレヒスに自信がない方でも発行しやすく、クレヒスを磨くためのツールとしておすすめです。

ただし、審査がやさしめで、発行スピードが早いというメリット以外には「ポイントプログラム」などが一切ついていないので、純粋に支払いに使えるだけのクレジットカードとして割り切る必要があります。

2.ライフカード

ライフカード<年会費無料>

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 0.5%〜1.0% 発行日数 最短3営業日

ライフカードは、年会費無料で発行期間最短3営業日のスピード発行が可能なクレジットカードです。

こちらも、現在は消費者金融系のクレジットカードですので、アコムACマスターカードに次ぐやさしめの審査難易度です。

審査基準もアコムACマスターカードと同じく、一般的なクレジットカード会社の審査とは異なりますので、過去のクレヒスがよほど酷くない限りは「現在の状況」に重点を置いてチェックされます。

消費者金融系のカードの中でも「ポイント」がしっかりつくのが特徴で、還元率は0.5%以上が基本ですが、誕生月はポイント還元率が5倍になります。

まずはクレヒスをしっかり積み上げたい、ポイントも貯めたい、という方に、年会費無料で維持費もかからないのでおすすめです。

3.楽天カード

楽天カード

年会費
(初年度)
永年無料 年会費
(2年目)
永年無料
還元率 1.0%〜4.0% 発行日数 最短3日

楽天カードは、年会費永年無料でポイント還元率常時1.0%以上のクレジットカードです。

入会限定キャンペーン

楽天カード新規入会&利用で、もれなく5,000円相当ポイントプレゼント!+Edy機能付帯選択で500円分のEdyチャージ

先にご紹介した2枚が消費者金融系のクレジットカードでしたが、楽天カードはいわゆる「流通系」のカードで、消費者金融系のカード審査とはまた異なり、主婦や学生でも条件次第では審査に通りやすいと言えます。

楽天市場での買い物は常時4.0%の還元率というのも魅力ですので、楽天を普段使う方であればなおさらオススメしたい1枚です。

クレヒスをしっかり磨くのにもぴったりで、年会費無料で維持もしやすいカードですので、困ったときはまず楽天カードでしっかり利用履歴を積んでみましょう。

まとめ|良いクレヒスを作って審査を乗り切ろう!

クレジットヒストリー、略してクレヒスはクレジットカードの審査とは切っても切れない関係です。

審査では「相手はお金を貸してもきちんと返してくれるか」をみているので、各クレジットカード会社は、過去のクレジットカードなどの利用履歴はかなり重視していると言えます。

クレジットカードの審査を有利にするには、まず「クレヒス」をこつこつと積み上げて「良いクレヒス」を作るのが近道ですので、時間はかかってしまうかもしれませんが、確実に審査に通りたいのならまずはクレヒス磨きを徹底しましょう。

今回ご紹介した知識を上手に生かし、ぜひ希望カードを手に入れてくださいね。

記事がお役に立ちましたらシェアお願いします

関連コラムRELATED COLUMNS

入会キャンペーンCAMPAIGN

入会キャンペーン今、入会がお得なクレジットカードをご案内

【人気】クレジットカード特集