クレジットカードの利用限度額は年収によって違いがある!

クレジットカードの基本 更新:2018年4月18日 公開:2017年4月20日6,918 view

利用限度額

さて、今回はクレジットカードと年収の関係を詳しく解説していきます。年収がどのようにクレジットカード審査でチェックされるのか、また、年収の違いで限度額にどのような影響が出るのかなどを確認していきましょう。

限度額を高めるコツや、反対に使い込みを防ぐために限度額を下げる方法などについても、同じように詳しく解説しています。ぜひこの記事を参考に、ご自身の希望する限度額のクレジットカードの取得を目指してみましょう。

クレジットカード審査には年収が大きな影響を与える

年収

クレジットカード審査には「年収」が大きな影響を与えます。もちろん、クレジットカード発行会社も利用料金の回収を行わなければなりませんので、年収が低い場合や安定した収入がない場合は、審査が厳しくなりクレジットカード取得のハードルが非常に高くなります。

クレジットカード審査の3Cを確認しましょう

クレジットカード審査に必要な項目は、「3C」と呼ばれる大きな3つのカテゴリーに分けられます。年収ももちろん、これらのカテゴリー内に分類されています。まずはベースとなる審査項目をチェックしていきましょう。

クレジットカード審査の3C
Capacity
(キャパシティ)
資力。クレジットカード審査に最も重要な項目と言われ、年収もこの項目に入る。
Character
(キャラクター)
返済意思。クレヒスと呼ばれる信用情報をチェックされる。
Capital
(キャピタル
資産。住まいや持ち家、賃貸などの項目。

Capacity(キャパシティ)

このキャパシティは資力などとも訳され、年収や勤務先、雇用形態、勤続年数など、主に申請者の収入に関する項目です。

Capacity(キャパシティ)
年収 もちろん年収が高いほど、審査通過させやすい。ただし、年会費無料のクレジットカードであれば、フリーターの方でも安定した収入があれば問題ない。
勤務先 大手企業や行政関係に勤めている方は、安定した収入が期待できるので評価が高い。一般的な中小企業でも業績が安定していれば、ゴールドカードやプラチナカードも狙える。
雇用形態 正社員が最も信用度が高く、フリーターやパートは信用度が低くなる。個人事業主は、収入が高くても安定性では社会的な信用度が高くないので、審査に不利になる傾向。
勤続年数 勤続年数が長ければ長いほど高評価。また、勤め先が半年以内の場合は最低1年以上の勤務を積み上げておく方が良い。
家族構成 仕事をすぐに辞めない傾向にある理由から、家族持ちの人ほど信用度が高い。

各詳細は上記の表のようになっていて、ゴールドカード以上のランクが高いクレジットカードを取得する場合は、高い年収と、長い勤続年数、安定した勤務先が必要となります。

Character(キャラクター)

返済意思を審査する項目となりますが、これはクレヒスと呼ばれるものを対象に審査されます。クレヒスとはクレジットヒストリーの略語で、信用情報と呼ばれています。

この信用情報であるクレヒスは、過去のクレジットカードの利用履歴が、信用情報機関によって保管、管理されています。その信用情報機関は3つあります。これらの詳細をみていきましょう。

Character(キャラクター)
CIC(指定信用情報機関) 主にクレジットカードの利用履歴が保管されている機関。
JICC(日本信用情報機関) 主に消費者金融のキャッシングやローンの利用履歴が保管されている機関。
全国銀行協会 銀行ローンでの利用履歴が保管されている機関。

上記の表から分かるように、クレジットカードの利用履歴はCICに保管されています。また、これらの3つの機関の情報はそれぞれ共有されています。クレジットカードの申請だからと言って、CICだけの履歴を審査されるだけではなく、消費者金融でのキャッシングや銀行ローンの利用履歴も含めて審査されます。

また、クレヒスには直近2年間の支払い履歴が残されます。この履歴が最も重要で、クレジットカード審査に大きな影響を与えるんです。実際にクレヒスの中身ですが、各月の支払い履歴にはそれぞれマークが表記されます。

「$」マークが並ぶのが審査に有利な良いクレヒス
請求額通りに入金があった
A 利用者都合で入金がなかった
請求も入金もなかった
B 利用者以外の都合で入金がなかった
C 理由は分からないが、入金されなかった
P 請求額の一部のみ入金があった
R 利用者以外から入金があった
Q 入金されているが、金額がわからない
(無記入) クレジットカードの利用がなかった

このように、「$」のマークがついている月が、支払いをしっかりと行った履歴となります。もちろん、審査に有利に働くのはこの「$」マークが毎月キチンと並んでいる状態ですね。

未納や滞納にあたる「A」がひとつでもクレヒスについていれば、審査が不利になります。支払い履歴に関しては直近2年間だけ残るので、過去にトラブルがあっても、それ以降の2年間しっかりと払い続けていれば、「$」が並ぶ良いクレヒスになります。

「$」が並ぶクレヒスを持つ人は、真面目に返済を行なっている人となり、支払い意思が高いとみなされてクレジットカード審査が有利に働くわけです。

「30代以降でクレヒスなし」は審査に不利!

では、クレヒスに全く履歴が残っていない人は、有利に働くのでしょうか? これは年齢により評価が変わります。
20代の若い方で、クレヒスが真っさらな状態であれば特に不利となる評価はされず、30代以降で真っさらな状態であれば、確実に審査に悪影響を与えるでしょう。

これには理由があり、実は自己破産後の5〜10年後には、クレヒスが真っさらとなるからです。一般的には30代にもなって、クレジットカードを全く利用したことがない人は、非常に少ないでしょう。その上、クレヒスが真っさらであれば、「自己破産」の疑いの目で見られ、審査通過が非常に厳しいものとなります。

クレジットカード審査に通るのに大事なのは「適切なクレジットカード利用」と「確実な返済の継続」

これらの理由から、クレヒスは必ず「$」を並べるように履歴を残していかなければなりません。もしクレヒスが無い人は、すぐにでも審査基準が緩やかな年会費無料のクレジットカードを発行して、クレヒスを積み上げておくのも良い方法です。

Capital(キャピタル)

資産

資産を審査される項目になります。まず、お住まいが「持ち家」か「賃貸」かで分類されて、さらに持ち家の方は一軒家かマンションかが判断されます。賃貸の場合は、賃貸マンションか公営団地か、家賃の金額で評価が変わります。

もちろん持ち家の方であれば、それなりに資産があると推測できるので、貸し倒れされる危険性はグッと低くなりますよね。賃貸の場合は、毎月の家賃の支払いが必要となり、また格安の賃貸物件に住んでいる人は、「家賃にお金を回せない人」という判断となり、なかなか良い評価はもらえないでしょう。

ただし、キャパシティである「財力」がしっかりしていれば、このキャピタルの項目を十分カバーできるので、そこまで心配しなくても大丈夫です。

総合的な評価が高い人は、ステイタスの高いクレジットカードを発行できる

このように、3Cと呼ばれている各項目を厳重にチェックされて、クレジットカード発行の可否が決められます。もちろん総合評価が高いと、ステイタスの高いゴールドカード以上のカードも難なく発行できると言えます。

また、評価が高くなくても年会費無料〜3,000円のクレジットカードなどであれば、審査も易しいので十分に発行できるでしょう。

クレジットカードの利用限度額は年収によって違いが出る

年収

さて、審査項目について詳しく見てきたところで、本題である「年収と限度額」の関係性を見ていきます。

勘の鋭い人は、もうお分かりですね。クレジットカード申請時に年収などの評価が高いほど、カードの限度額も高く設定されます。もちろん、高い年収でなければ、毎月たくさんの支払いを行えませんよね。例えば年収200万円の人の限度額が100万円に設定されても、上限いっぱいに利用すれば、翌月に年収の半分の金額を支払いするのはかなり大変です。

年収300万円越えで、限度額100万円も可能

一般的に社会人歴が3年以上あるサラリーマンの場合、年収300万円を超えると限度額100万円も可能になると言われています。

もちろん良いクレヒスは必須です。2年以上の良い支払い履歴があって、初めて信用度が増すためです。安定した条件以上の年収と、良いクレヒスがあればカード会社からの信用度が増し、クレジットカード発行時に100万円の限度額を受けるのも可能です。

また、20代の方でクレジットカードの利用をしたことが無い方で、初めて発行すると30万円前後の限度額で設定される場合が多いです。しかし、有名大手企業勤務や国家公務員など、若くして年収が高くて社会的信用度があれば、初めてのクレジットカードでも100万円以上の限度額がもらえる場合もあります。

限度額は年収を含めた個人のステータスで決まる

このように、年収を含めた個人のステータスによって、限度額が決められるのです。
クレジットカードを申し込むときには希望限度額を申請できるのですが、ステータスの高い人であれば、希望通りの金額になる可能性も高まります。

利用中に限度額を上げたい場合は申請してみよう

例えば、クレジットカード利用限度額が30万円で数年間使っていて限度額が足りなくなってきたら、カード会社に増枠の申請をしてみましょう。希望額が常識的な範囲内で、かつ、過去の支払いトラブルがなければ、かなりの確率で上限を上げてもらえるでしょう。

大きな限度額が必要な場合はゴールドカードを狙おう

ゴールドカード

また、一般的にはステータスの高いカードほど限度額が高く設定されます。極端な例となりますが、ステータスカードでゴールドカードの代表格である『アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード』(年会費29,000円+税/還元率0.333%:100円で1ポイント=0.333円相当)であれば、入会当初は30万円前後なのですが、デポジットを利用することで限度額が無くなります。住宅販売会社が許可してくれるかどうかの状況もあるのですが、例えば2億円の家の購入費用をカード払いで行ったりできる場合もあるということです。

デポジットとは預り金を入金しておくこと

このアメックスでの極端な例は、「デポジットでの限度額の増枠」という流れになります。

例えば、限度額が100万円だとします。しかし、どうしても1,000万円の品物をカード決済したい場合は前もってアメックスへ連絡し、デポジットでの増枠を申請します。許可が下りれば、900万円を預り金として、先にアメックスへ入金しておきます。

そうすることで、
預り金900万円+限度額100万円=1,000万円
となり、一時的にデポジットの金額分が増枠できます。

このように急に大きな限度額が必要になった時は、アメックスのデポジットを利用してみるのも良いでしょう。

また、アメックスではたくさん使ってしっかりと返済を行っている場合は、数ヶ月で500万円以上の限度額を受けることもできます。アメックス・ゴールドのような年会費が高くステータスも高いカードは、利用限度額も早い段階で大きく増枠できる傾向にあります。

アメックス・ゴールドカードは、本当のステータスカード

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード

年会費
(初年度)
29,000円+税 年会費
(2年目)
29,000円+税
還元率 0.33%〜0.40% 発行日数 約3週間

アメックス・ゴールドカードは本当におすすめしたい一枚です。理由は付帯サービスが非常に充実しているためです。このカードの特徴として「ゴールドダイニングby招待日和」や「プライオリティ・パス」の付与、さらには旅行保険の最高額が1億円など、本当にすぐれた付帯サービスが満載なんです。

入会限定キャンペーン

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードご入会特典!初年度年会費無料(29,000円相当)

年会費が高いのがデメリットのように感じてしまうかもしれませんが、実は簡単に年会費以上の還元も受けられます。付帯サービスのゴールドダイニングでは指定レストランで2名以上でコース料理を注文すると、1名分の料金が無料となります。アメックスが指定するレストランも高級店揃いなので、平均15,000円程のコース料理を提供しています。一度利用するだけでこれだけの金額の還元を受けられるので、年間2〜3回利用するだけで年会費以上の還元率がありますよね。また、プライオリティ・パスというVIP仕様の空港ラウンジも利用できて、本当に価値のあるカードと言えます。少し余裕のある方は、是非発行してもらいたい一枚です。

使い込みを防ぐために、限度額を下げられる

限度額を下げる

「限度額が大きいのは嬉しいけど、ギリギリまで使い込んでしまいそうで心配…」という人は、思い切って限度額を下げてみても良いでしょう。普段使いするような、年会費無料のカードでは限度額を10万円程度で抑えておいて、高い買い物をするときだけ別の限度額が高いクレジットカードを利用する、という風にしておけば、毎月の支払い額の把握もしやすくなるのでおすすめですよ。

限度額はすぐに下げられるが、再度増枠するのは審査が必要となる

限度額を下げるのは、電話連絡やインターネットの会員メニューから簡単に行えるのですが、一度下げてしまった限度額を再度増枠する場合は、審査が必要となります。また、過去に限度額が高くても一度限度額を下げてしまったため、同じ金額に戻せない場合もあります。

このように、限度額を下げる時はしっかりと考えてから申請するようにしましょう。

まとめ|年収やクレヒスによって限度額を上げられる

女性

さて、この記事ではクレジットカードの限度額が「年収」などのステータスによって決められることを解説してきました。また、限度額を上げるためには良いクレヒスが必須であることも理解できたと思います。

このように、様々な条件が整えばクレジトカードの限度額を上げることも難しくはありません。

クレジットカード初心者の方は、いきなり100万円という高額な限度額は受けられないのですが、数年使い続ければ必ず希望する限度額にまで上げられますよ。じっくりしっかりと使い続けて、良いクレヒスを積み上げ、クレジットカード会社からの信用度も上げていきましょう。

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