公共料金はクレジットカード払いがおすすめ!メリットやカードの選び方とは?
公共料金の支払いは銀行の引き落としやコンビニ払いなどを利用している方も多いですが、実は「クレジットカード払い」がとってもお得になるということはご存知でしょうか。
今回は、公共料金をクレジットカード払いでしはらうメリットやおすすめのカードの条件、注意点などを解説します。ぜひ参考にして、公共料金もお得に決済できるようにしましょう。
TOPIC
公共料金を支払うならクレジットカードがおすすめ!
まず、冒頭でも軽くお話をしましたが、公共料金を支払うには銀行引き落としやコンビニ払いなど様々な方法がありますが、その中でも「クレジットカード払い」が最もおすすめです。
銀行引き落としを利用している場合は基本的に表示料金がそのまま引き落とされ、お得にはなりませんが、クレジットカードで支払える場合は活用すれば公共料金をちょっとだけ「お得」に支払うことができます。
詳しくは後の章で解説いたしますが、例えばポイント還元率の高いカードなら「ポイント」分がお得になり、公共料金の種類によっては、携帯電話会社と提携しているカードなどは特別な割引やキャッシュバックが受けられたりしますので、まさに「使わない手はない」と言えるでしょう。
公共料金支払いにおすすめのクレジットカード3選
公共料金の支払いに便利なクレジットカードを上手に選べない、悩んでしまうという方のために、公共料金支払いに特におすすめのクレジットカードを3枚ご紹介いたします。
迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
楽天カード
楽天カード

年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜4.0% | 発行日数 | 最短3日 |
楽天カードは、インターネット通販を中心とする事業で有名な「楽天グループ」から発行されている「年会費無料」のクレジットカードです。
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楽天カードを公共料金支払いにおすすめしたい大きな理由は「ポイント還元率」の高さです。
普通は0.5%程度のポイント還元率のカードが多いですが、なんと楽天カードなら、共通ポイントである「楽天スーパーポイント」が常時「1.0%以上」のポイント還元率で貯められます。つまり、公共料金を楽天カードで支払えば、常に「1.0%」のポイント分だけ口座振替や現金払いよりも「お得」になるということですね。
楽天カードは主なターゲットが「ネット通販を利用する層」つまり主婦層や若年層などもターゲットになっているので、そういった方々でも作りやすい審査難易度に設定されています。
ポイントも様々な場所や通販などで利用しやすい共通ポイントですので、とにかくどんな公共料金でも「クレジットカード払い」さえ対応していればお得に支払える1枚が欲しい方におすすめのカードです。
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)

年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0〜2.0% | 発行日数 | 最短8営業日 |
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント、以下オリコカード)は、株式会社オリエントコーポレーションから発行されている「年会費無料」のカードです。
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オリコカードの一番の売りは「ポイント還元率の高さ」で、常時「1.0%以上」の還元率となっています。
常時1.0%の還元率は保障されているので、基本的にクレジットカード支払いが可能な公共料金であれば1.0%安く決済できるのと同じですね。
ポイントプログラムは「オリコポイント」という独自ポイントですが、貯まったポイントはAmazonギフト券やマイル、商品交換など様々な用途があり、使い道に困ってしまうということはありません。
また、審査もそれほど厳しくないので、学生や主婦といった方でも作ることができるカードと言えます。
公共料金の支払いはもちろん、特に「ネット通販」に強いという面もありますので、普段からネット通販をよく利用する方にも便利です。
各種ネット通販をよく利用する、かつ公共料金だけではなく様々な支払いでポイント還元率の高いカードが欲しい方に最適なカードです。
dカード スタンダード
dカード

年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%〜5.0% | 発行日数 | 最短5営業日 |
dカード スタンダードは、DoCoMoが発行しているクレジットカードで、年会費は1,250円と安めの設定になっています。
年会費無料ではありませんが、初年度年会費無料で、1度でも利用すれば2年目以降も無料になるので、条件付きではありますが実質の「年会費無料」カードです。
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ポイント還元率も業界内最高クラスの「1.0%」で、どの公共料金をクレジットカード払いしても1.0%「dポイント」として還元されるのでとてもお得です。
ポイントプログラムで採用している「dポイント」は、様々なサービスやお店でも使える「共通ポイント」ですので、ドコモの携帯料金支払いができるのはもちろん、そのほかの用途も幅広いと言えます。
特にDoCoMoユーザーにはおすすめの1枚で、dカードとDoCoMoの携帯番号を紐付けすれば、dカードで支払いをしなくても携帯電話料金とドコモ光回線料金の「1.0%」をdポイントとして還元してくれます。
ただし、dポイントの還元があるぶん、dカードで携帯電話料金の支払いをしてもポイント還元は「対象外」ですので注意しましょう。
DoCoMoの携帯料金と光回線の支払いに関してだけ、別のカードで支払った方がお得に「ポイント2重取り」が可能です。
また、ドコモ携帯電話料金とドコモ光回線料金の合計利用額が毎月1万円を超えてくるようでしたら、年会費の10,000円(税抜)を支払っても「dカード GOLD」の方がポイント還元率10%でお得ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
公共料金をクレジットカードで支払うメリット
公共料金をクレジットカードで支払う場合は、メリットが3つあります。
公共料金をクレジットカードで支払う3つのメリット
- クレジットカードのポイントが付与される
- 一括で管理できるので確認が楽、支払い忘れがない
- 優良なクレヒスを積むことができる
1.クレジットカードのポイントが付与される
クレジットカードの種類によってはポイントが付与されないものもありますが、世の中にある多くのクレジットカードはそれぞれ「ポイントプログラム」を採用しているカードが多く、クレジットカード決済の大きなメリットになっています。
先の話と重複してしまいますが、銀行引き落とし(口座振替)、コンビニ支払いなど直接現金で支払う形の場合は公共料金に割引などが無いケースが多いですが、クレジットカード支払いは通常の「ショッピング」と同じ扱いで利用できるので、しっかりと利用金額に応じたポイントが貯まっていきます。
クレジットカードで支払える公共料金を全てクレジットカード払いに切り替えれば、場合によっては月に数万円分以上が毎月自動的にクレジットカード払いになるので、例えばポイント還元率1.0%とすると、毎月数百円分のポイントになります。
1年間、公共料金をクレジットカード払いにするだけで数千円~1万円以上お得に
これを1年続けるだけでもご家庭によっては「家族でディナーが食べられる」程度のお金(数千円〜1万円以上)をポイントとして得したことになりますので、現金払いよりも確実にお得です。
2.一括で管理できるので確認が楽、支払い忘れがない
公共料金の支払いをクレジットカードにすると良い理由の一つが、「管理が楽になる」ということです。
銀行引き落としやコンビニ支払いなどは、指定している銀行が公共料金によってまちまちだったりすると、毎月お金が足りているかの確認が必要だったり、支払い忘れてしまったりというトラブルが考えられますよね。
変更できる範囲で全ての公共料金を「クレジットカード払い」に変更すれば、それ以降の支払いは全てクレジットカード1枚に集約できるので、インターネットなどから簡単に支払い金額を確認できる上、支払い忘れは生じません。
公共料金の管理が大変、あちこちに支払いするので忘れてしまうという方は、一元管理できる「クレジットカード」がおすすめです。
3.優良なクレヒスを積むことができる
公共料金は、ガス、電気、水道、通信費などの毎月必要な「固定費」ですので、クレジットカード支払いをすることで自動的にカードの利用履歴が蓄積され、優良なクレヒスを作ることができます。
優良なクレヒスというのは、「定期的にクレジットやローンなどを利用し、きちんと無理なく支払いができている」クレヒスのことです。
優良なクレヒス作りには「公共料金クレジットカード支払い」がぴったり!
公共料金をクレジットカードに集約すると、ある程度のまとまった金額になることが多いので、クレジットカードの利用履歴は「毎月まとまった金額を利用し、しっかり返済している」記録が続くことになりますよね。
そのため、ローンやクレジットカードなどの信用取引を結ぶ・新たに申し込む際に必ず参照される「クレヒス」つまり信用情報には、クレジットやローンなどの利用履歴が残りますので、固定費の支払いにクレジットカードを利用すれば上手にクレヒスを積むことに繋がっていきます。
クレヒスを磨きたい、優良なクレヒスが欲しい人ほど、「公共料金」の支払いにクレジットカードを利用しましょう。
公共料金を支払うのに選ぶべきクレジットカードの条件
公共料金を支払う際には、どんなクレジットカードでも得するというわけではありません。ここでは、公共料金の支払いに適したクレジットカードの条件を詳しく解説していきます。
公共料金の支払いに適したクレジットカードの条件
- ポイント還元率・キャッシュバック率が高い
- 審査が厳し過ぎない
- 貯まったクレジットカードのポイントが使いやすい
- できるだけ「年会費無料」のカードを選ぶ
1.ポイント還元率・キャッシュバック率が高い
公共料金の支払いに使いたいクレジットカードの第一条件は、とにかく「ポイント還元率」や「キャッシュバック率」、「割引率」などが高いというものです。
クレジットカードで支払うメリットはポイント還元率や割引率が高いという「金銭的なお得さ」というのが大きいので、せっかくクレジットカード払いを選んでも実際にお得にならないカードなら意味がありません。
例えば、一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度のものが多いですが、高還元率なカードは1.0%以上のものもあるため、単純に比較するとポイント還元率が「2倍」違いますよね。
せっかく公共料金というポイントをたくさん還元しやすい支払い先に利用するのですから、この「お得度」というのはとことん重視していきましょう。カードによっては「特定の支払いでポイントがたくさんつく」というものもありますので、管理の面では少し面倒ですが、支払い先によって利用するカードを変えてもいいですね。
2.審査が厳し過ぎない
いざクレジットカードを作ろうと思った時に、審査が厳しすぎて落ちてしまっては当然利用もできないので困ってしまいますよね。
公共料金の支払いは「主婦」や一人暮らしの「学生」なども関わってくるので、そういった方が作りにくい、条件の厳しいカードはあまりおすすめしません。
ポイント還元率が高く使い勝手の良いカードでも、今では審査がそれほど厳しくないカードがたくさんあります。ですので、公共料金の支払いに利用したいカードを申し込む時は、できるだけ審査に通りやすいものを選んでおくと安心です。
3.貯まったクレジットカードのポイントが使いやすい
公共料金の支払いにクレジットカードをバンバン利用してポイントをたくさんためても、自分が利用したいサービスには使いにくいポイントだったという経験はないでしょうか。
例えば、せっかくためたポイントでもクレジットカード会社の提供している商品カタログの中からしか選べない、というのは、正直どのくらいの価値のある商品かも分かりづらくあまり嬉しくありませんよね。
共通ポイントを採用しているクレジットカードなら、貯まったポイントを様々なお店で1ポイント=1円として利用できるということもありますので、どうせ貯めるなら使いやすいポイントを貯めましょう。
汎用性は高くなくても、旅行好きな人なら「マイル」など特殊なポイントを貯めるのも、使う楽しみが増えて良いですね。
4.できるだけ「年会費無料」のカードを選ぶ
公共料金を賢く支払うためだけに発行したカードの年会費が「高額」だった場合、果たしてわざわざカードを使う意味があるのか疑問になってきますよね。
せっかくポイントが1万円分ついても、年会費がそれ以上にかかっていては金銭的なメリットがほとんどなくなってしまいます。
何か他に目的となる使い道(空港ラウンジサービスや優待など)がある場合はもちろんOKですが、わざわざ公共料金のためだけにカードを発行するのなら、いくらポイント還元率が高くても「年会費」がかかりすぎるものは避けましょう。
公共料金の支払いにクレジットカードを利用するには?
公共料金の支払いをクレジットカード払いに変更したい時には、「問い合わせ・確認」、「申し込み」、「手続き」が基本のステップです。
基本的には問い合わせた際に支払い先の指示に従えば大丈夫ですが、念のためそれぞれについて簡単に解説いたしますね。
- 問い合わせ・確認
- 申し込み
- 手続き、書類発送など
STEP1.問い合わせ・確認
まずは、自分が利用している公共料金の支払い先がクレジットカード払いに対応しているかを確認しましょう。
確認はホームページの情報や、直接電話するという方法があります。
もちろん利用している会社にもよりますが、クレジットカード払いが可能な公共料金は次の通りです。
光熱費 | 電気料金、ガス料金、水道料金など |
---|---|
税金・社会保険 | 国民健康保険、国民年金、自動車税、住民税、固定資産税など |
通信費 | 固定電話、携帯電話、プロバイダ料など |
テレビ・新聞 | NHK、新聞講読料など |
STEP2.申し込み
公共料金の支払いがクレジットカード払い可能かを確信したら、今度は支払い方法の切り替えを申し込む必要があります。
申し込みは支払い先の企業のホームページ、もしくは電話、郵送などでできますので、どの方法で申し込みをすれば良いかはSTEP1の確認時に一緒に見ておきましょう。
STEP3.手続き、書類発送など
申し込みが済んだら、実際に支払い方法変更の手続きへと進みます。
手続きは送られてきた用紙に記入して返送する方法や、ホームページから申し込みと同時に行う方法など各社異なりますので、案内に従って切り替え手続きを進めましょう。手続きから切り替えまではおおよそ1〜2か月かかるのが普通ですので、手続きしてすぐに支払い方法が変更にならないこともあると覚えておいてくださいね。
クレジットカードで公共料金を支払う際の注意点
クレジットカードで公共料金を支払う際には、注意しておきたいことが2つあります。
- 各種税金などは自治体によって支払いできないケースもある
- クレジットカード支払いにするとかえって損になる場合に注意
各種税金などは自治体によって支払いできないケースもある
前の章で「税金をクレジットカード払いできる」ということはお伝えしましたが、自治体によってはクレジットカード払いに対応していないケースもあります。
対応している場合には、納税通知書と一緒に封筒に案内が同封されているなどなにかしらの案内があるはずですが、そういった案内が一切ない場合は一度自治体の窓口に確認すると良いでしょう。
クレジットカード支払いにするとかえって損になる場合に注意
もう一つ気をつけたいのが、よかれと思ってクレジットカード払いにしたところ、銀行引き落とし(口座振替)だけの優遇措置などが受けられなくなって、逆に「損」するといったことがあります。
具体的には、電気料金や水道料金などは、会社によって「口座振替割引」があり、おおよそ50円程度値引きされます。
クレジットカード支払いを選択して、かつポイント還元率1.0%であっても、支払額が5,000円に満たない程度の場合は口座振替割引の方が実質安くなりますので、どちらがお得かはよく確認して切り替えるようにしましょう。
まとめ|公共料金はお得な「クレジットカード払い」に切り替えよう
公共料金の支払いは口座振替やコンビニ支払いにしているという方も多いですが、ポイント還元を考えると「クレジットカード払い」が最もお得な支払い方法です。
そのほかにも、クレジットカードにまとめることで支払い忘れを防いだり、自分自身の信用情報を蓄積できたりするなど、様々なメリットが得られます。
支払いに使うクレジットカードには選ぶためのいくつかの基準がありますが、それを満たしているカードであれば積極的に支払いを切り替えることがおすすめです。
記事の内容を参考にして、ぜひ損のないようにクレジットカード払いを最大限活用してくださいね。
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